180度開脚のデメリットとは?

180度開脚

180度開脚のポーズは、ヨガをする人たちのお気に入りのポーズのようです。SNSで見る180度開脚のポーズは美しく見えますし、ヨガのクラスでも股関節を柔らかくするコツを聞かれることが多いです。でも、ちょっと待った!その開脚ポーズのデメリットをご存知でしょうか?開脚は年齢を重ねるごとにリスクが高くなります。今回は、大人の女性が快適に開脚ポーズを実践するために知っておきたいことをまとめました。

目次

180度開脚のデメリット

歩きにくくなる可能性がある

基準範囲である45度を超えて股関節を外転させると、脚や腰の筋肉や骨に負担がかかり、歩行が困難になることがあります。可動域が大きくなるため、大臀筋、ハムストリングス、股関節屈曲筋が弱くなり、歩行が困難になります。その結果、不適切な動作が生じ、下半身に負担がかかり、さらなるケガにつながる可能性があります。

靭帯が弛緩してしまうことがある

180度開脚をするために、靭帯を本来の可動域以上に伸ばしてしまい、靭帯が弛緩してしまうことがよくあります。靭帯が弛むと、股関節が不安定になり、骨も伸び縮みして変形してしまいます。その結果、関節が不安定になり、痛みや違和感を感じるようになるのです。

股関節に大きな負担がかかること

股関節は、180度開脚のように大きく伸ばすものではありません。基準可動域を超えたストレッチは、関節に負担をかけ、違和感や痛みの原因になります。

痛みが生じることがある

腰や脚の筋肉に過度な負担をかけるストレッチでは、痛みが生じることがよくあります。筋肉や靭帯の過度な伸縮により、脚や臀部、さらには腰部にまで痛みが生じることがあります。

負担の増加による痛みの発生

180度開脚することで、患部にかかる負担が大きくなり、ケガや関節痛のリスクが高まります。また、脚、腰、臀部の筋肉の痙攣や不安定さを引き起こす可能性があります。

軟骨や靭帯を傷めないように注意

軟骨や靭帯は関節のクッションの役割を担っており、これらが傷ついたり伸びすぎたりすると、関節炎などの原因になることがあります。したがって、注意事項を守り、脚割りをやりすぎないことが大切です。

捻挫や脱臼などのケガの危険性

腰を伸ばしすぎると、捻挫や筋違い、脱臼などの怪我をする危険性があります。捻挫や筋緊張、脱臼など、大きな怪我には至らないまでも、可動域の制限や痛みの原因になることがあります。

体を酷使する180度開脚は、ケガのリスクを高める行為。180度開脚をするために体を酷使するため、関節や靭帯を痛めるリスクが高くなります。開脚を行う際には、そのリスクを認識し、怪我のリスクを減らすために正しいフォームとアライメントを意識することが重要です。

柔軟性は必ずしも健康や強さとイコールではない

柔軟性にこだわらず、自分にとってベストなバランスを見つける。柔軟性は必ずしも健康や強さとイコールではないことを忘れてはいけません。そのため、自分にとってベストなバランスを見つけることが大切です。人の体はそれぞれ違うので、それぞれの体の限界を尊重し、自分の体に合った適切な可動域と柔軟性のレベルを見つけることが重要である。

まとめ

180度開脚は見た目が印象的で、股関節のストレッチに有効ですが、リスクを認識した上で、適切な可動域と自分自身の身体にとって快適なものを尊重することが大切です。開脚を注意深く行い、正しいフォームとアライメントで行えば、股関節のストレッチや開脚、柔軟性を高めるのに有効な方法となります。

他のメリット・デメリットも知りたい方は以下よりどうぞ。

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