マイナンバーカードを健康保険証にするメリット・デメリットについて解説します。
2024年には健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに一本化される予定です。
具体的に、どんなデメリットがあるのかチェックしていきましょう。
他のメリット・デメリットも知りたい方は以下よりどうぞ。
マイナンバーカードを健康保険証にするデメリット
- 利用できる医療機関がまだ少ない
- 紛失した時の個人情報の漏洩リスク
- 初診で21円、再診で12円の追加医療費が発生
- 登録削除はできない
- 単純な暗証番号であれば、悪用されてしまう
デメリット①利用できる医療機関がまだ少ない
マイナンバーカードを保険証として使うデメリットとして、「利用できる医療機関が少ない」ということがあります。
利用できると思ってマイナンバーカードを持って行ったものの、使えなかった・・・。といった現象が起きる場合があるので注意しましょう。
なお、実際に使える医療機関は、厚生労働省のサイトの「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」からご覧ください。
今日は朝活してました😅
— かねまるこ@副業頑張る (@kanemarukoblog) June 5, 2022
生理も終盤ということで、朝活12日目スタート✨
マイナンバーの保険証+口座について勉強してました☝️紐付けせねば‼️払うもん払ってるから貰えるものは貰わなくては😁笑)しかし、長崎で使える病院が少ない件(笑)早く増えることを祈る(笑)
誰か詳しい記事ないですか❓
デメリット②紛失した時の個人情報の漏洩リスク
マイナンバーカードは、紛失した時には情報漏洩が起きる可能性がある、といったデメリットもあります。
マイナンバーカードを紛失し、仮に4桁の暗証番号までも漏れてしまうと、マイナポータルにログインしたり、医療情報はもちろん、様々な情報を閲覧されてしまうというリスクがあります。
紛失しないように注意するのはもちろんですが、万が一紛失してしまった場合には、以下の要領で対応しましょう。
カードの一時停止手続き
まず、マイナンバーコールセンター(0120-95-0178)に電話し、既に交付されているマイナンバーカードの一時停止手続きをとってください。警察への届け出
屋外でマイナンバーカードを紛失した場合は、再交付手続きの前にお近くの交番・警察署で遺失届を提出してください。再交付手続きの際に警察署名・電話番号・担当者名・遺失届受理番号が必要となりますので、あらかじめ控えておいてください。紛失・廃止届と再交付申請書の提出
再交付手続きは、必要書類(下記参照)を持参のうえ、各窓口で申請をしてください。カードのお渡し準備が整った後で、交付通知書が送付されます。再交付したカードの受領
マイナンバーカード(個人番号カード)を紛失したとき(再交付申請)
必要書類を持参のうえ、カードを受領してください。
デメリット③初診で21円、再診で12円の追加医療費が発生
2022年4月1日の診療報酬改定で、医療費3割負担の場合のマイナンバー保険証利用者は、初診21円、再診12円の追加医療費が生じ、調剤薬局での利用で1カ月ごとに9円が加算されます。
つまり、マイナンバー保険証を使うほうが高くなる、といったデメリットが発生していました。
ただ、2022年10月からの改定により、従来の保険証でもマイナンバーカードの保険証でも再診時の加算をゼロにし、初診の診療報酬をマイナ保険証で9円、従来の保険証で12円といったように、従来の保険証よりマイナンバーカードの保険証の方が負担が軽くなるように変更がされました。
なお、これはマイナンバーカードを保険証として使える医療機関に限った話。
マイナンバーカード未対応の医療機関ではそもそも加算されないため、最も負担が少ないのは未対応の医療機関であって、従来の保険証を使う方法、という状態になっています。
マイナンバーに血眼政策です。マイナンバーカードを健康保険証代わりに使える新制度をめぐって、導入施設で従来の保険証を使う患者の窓口負担の方を割高にします。3割負担の場合で初診時にカード利用者の負担増は6円に抑える一方、保険証利用者は12円の負担増とすることでカードの取得を促す狙い。
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) September 30, 2022
デメリット④登録削除はできない
マイナンバーカードを保険証として登録すると、登録削除ができなくなるといったデメリットがあります。
とはいえ、登録削除をする理由もないでしょうから、あまり気にする部分ではないでしょう。
マイナンバーカードの健康保険証利用の登録削除はできません。
マイナンバーカードの健康保険証登録は削除できますか。
なお、令和3年11月19日に「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」が閣議決定され、「マイナポイント第2弾」が実施予定とされています。その中で、健康保険証としての利用登録を行った方に7500円相当のポイントを付与することとされていますが、すでに登録した方、利用申込みを行った方もポイントの付与対象となる予定です。
デメリット⑤単純な暗証番号であれば、悪用されてしまう
マイナンバーカードを保険証として利用するということは、当然ながらマイナンバーカードを携帯することになります。
しかし、携帯するということは紛失のリスクも伴うもの。
紛失した場合に、暗証番号が分かると悪用されてしまうリスクがあります。
実際のところ暗証番号は4桁のみなので、時間をかければ解読されてしまい、悪用の可能性も否定できません。
健康保険証とマイナンバーカードを一緒にして、保険証無くすというのは個人情報の取り扱いにおいてリスクが増す。これが一番不安だし恐怖。マイナンバー悪用されたら政府は責任とってくれるのか?
— 🍣 (@Y2Fjz60vuhOUYMj) May 24, 2022
それに何もかもが統一されると不便だしかなり困る問題。#健康保険証の原則廃止に反対します
マイナンバーカードを健康保険証にするメリット
- ポイントがもらえる
- 病院の受付が顔認証で自動化される
- マイナポータルで特定健診情報や診療・薬剤情報が見られる
- マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタン
- 窓口への書類の持参が不要に
- 限度額以上の医療費一時支払いが不要
- 就職・転職・引越をしても健康保険証として継続して使える
メリット①ポイントがもらえる
マイナンバーカードを保険証登録すると7,500ポイントがもらえます。
単純に、登録するだけで7,500円もらえると考えたら、非常にお得ですよね。
家族で美味しいものを食べるもよし、買いたいモノに使うもよし、有意義に使ってしまいましょう。
マイナポイントがもらえるマイナンバーの申請が12月まで延長されましたね。
— おトクさん@2023年までに資産1000万円!ケチケチしない生活術💰 (@otokusan1988) September 25, 2022
✅新規申請で5000ポイント
✅健康保険証としての申し込み7500ポイント
✅公金受取口座の登録で7500ポイント
スマホ一つで手続きできるから貰わないと損ですね。
私は楽天ポイントへ全振り。食費が浮きますね。
メリット②受付が顔認証でスムーズに

マイナンバーカードを保険証として使うメリットに「顔認証でスムーズな受付ができる」という点もあります。
カードリーダーを使って行うのですが、暗証番号でも利用可能です。
初めてマイナンバー保険証を使ったけど、セルフ受付と顔認証対応でとてもスムーズだった
— TUZ (@shuntuz) September 27, 2022
下記の厚生労働省の動画で顔認証についてイメージしておくのもオススメです。
メリット③マイナポータルで健診情報や診療・薬剤情報が見られる
マイナポータルというマイナンバーと連携させたサイトを利用することで、マイナンバー情報と紐づいている検診情報、診療情報、薬剤情報を確認できます。
これらについて逐一管理している方は稀なので、マイナンバーカードを保険証として使うメリットは少なくないかと。
さらには、医療費についても閲覧可能です。
マイナカード保険証利用のメリット
— Sユニー💻ブログとライティングの間 (@useshare1) April 5, 2022
☑️7500円相当のptゲット
☑️就職・転職・引越をしても健康保険証として使える
☑️マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費が見れる
☑️マイナポータルで医療費控除の申請が楽になる
☑️窓口への書類の持参が不要になる#マイナンバー #保険証
メリット④マイナポータルで確定申告の医療費控除がカンタン
マイナンバーカードを保険証として利用するメリットに「マイナポータルからe-Taxに連携でき、医療費控除が簡単になる」といったものもあります。
通常は医療費の領収書を保存し、それを病院別に集計し、それを転記するなど、これまでは医療費控除のために多大な手間がかかっていましたが、これを削減できるのは大きいです。
確定申告を電子で終わらす。マイナンバー連携とマイナンバーが健康保険証と連携して医療費入力が自動になったのは楽。
— 水無月メイ💫 (@minazukimay) March 13, 2022
医療費控除が発生するほど医療費かかってないから未入力でも関係ないがのぅ
メリット⑤限度額以上の医療費一時支払いが不要
マイナンバーカードを健康保険証として利用すると「限度額適用認定証」を自動適用してくれ、窓口支払いが自己負担限度額までとなります。
つまり、従来のような「高額療養費」適用の面倒な手続きがなくなります。
これは大きなメリットの一つといえるでしょう。
マイナンバー保険証になると限度額認定証を作らなくて良くなる…
— bunbunbun (@C6mFtd5WOQSp7SK) September 29, 2022
こぉぉぉぉれは必死だよ
入院したらみんな作るからね
メリット⑥就職・転職・引越をしても健康保険証として継続して使える
マイナンバーカードを保険証として利用すると、転職した場合などに引き続いて保険証として利用できるというメリットがあります。
ただし、保険者への加入の届け出は、引き続き必要です。
昨日作ってきたー!
— うさぎ@11m🐘 (@pukupuku0206) September 22, 2022
マイナポイント以外に用途ほぼないって役場の人も言ってたよ!!🤣
私は保険証の切り替えに間に合わせたくて作ったけど、間に合わなそうなんだけどね。笑
でも今後転職して手元に保険証なくても使える病院ならマイナンバーでいけるみたいやし👌
子供は5年で更新だって😌
健康保険証がマイナンバーカードに一本化される
2024年秋から健康保険証が廃止され、その機能がマイナンバーカードに一本化される予定です。
つまり、マイナンバーカード発行義務化となります。
ついに、ムチを取り出した印象ですね。
まだ持っていない方は、対応していかざるを得ないですね…。
参考:保険証、24年秋にマイナンバーカードと一体化 政府発表-日本経済新聞
他のメリット・デメリットも知りたい方は以下よりどうぞ。
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